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暑いのなんの

 一戸建ての賃貸SOHOでの問題点は大きく二つあります。一つはセキュリティーであり、もう一つは空調です。  マンションと違い、一戸建て住宅のセキュリティー設備はもともと脆弱です。それを補うのであれば、補助錠や防犯フィルム、センサーなどを自前で設置する方法も考えられますし、侵入や通報、火災などの監視システムと警備員が駆け付けるサービスを付け、警備会社と契約を結ぶことも検討に値します。契約料金はタイプにより異なりますが、初期費用で数万〜30万、月々の支払いは3000〜7000円程度必要となってきます(警備にかかる費用は個人事業主であれば経費として一定額計上可能と思われます)。もっとも、警察庁の統計では、一戸建て住居への侵入犯罪では「カギがかかっていない窓から入る」というのが4割を超すそうなので、警備会社に委託しても安堵しないで、日ごろ、窓をきちんと施錠しておくぞという心構えを持っている方が大切かもしれませんが。  次にもう一つの問題点が空調ですが、この問題、簡単にいえば冷暖房をどうするか、です。機密性の高いマンションと違い、一戸建ては間取りも広くて構造も立体的であり、全居室で均一の温度を保つことはなかなか難しいです。そして、何より一戸建てで大変なのは、夏場の最上階(2階ないし3階)の暑さです。屋根にがんがん太陽が当たることで、その熱で室内温度もぐんぐん上がります。マンションでも最上階は同じ悩みを抱えるといいますが、一戸建てほどの方が個人的にはきつい気がします。2階を事務所として使用するには、太陽に加えて、PCやサーバーといったIT機器の発する熱も加わってくるので、高性能なエアコンは必須です。場合によってはサーキュレーターによる補助も必要になってくるでしょう。  今度は寒さ対策ですが、一戸建ては原則四方とも独立しているので、マンションよりは寒いです。住宅を借りる土地柄によってはセントラルヒーティングが備えてあったり、床暖房がついていたりすることもあると思いますが、たいがいは、リビングのエアコン据え付け(その他、あっても寝室にエアコン程度)ぐらいでしょうか。とはいえ、エアコンを多用すると室内の乾燥が進行しますし、灯油類を用いたヒーターを使うと今度は結露(特に北側)に注意しなくてはなりません。  可能であれば、全室エアコンというのが理想かもしれませんが、現実はそうもいかないですよね。とりあえず、最低限、事務所、寝室、リビングにはエアコンを付ける覚悟を持っておくと良いでしょう。

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